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2019年1月28日

大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台が
実効容量5PB(ペタバイト)の次世代超大容量HPCストレージ
「HyperSTOR Flex」を採用
HPCマーケットでのパラレルファイルシステムとして
成熟度及び完成度が高いIBM Spectrum Scale(GPFS)を採用

コアマイクロシステムズ株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:高橋晶三、以下コアマイクロシステムズ)は、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台が大規模観測データ解析用高速ファイルシステムとして、実効容量5PB(ペタバイト)の次世代超大容量HPCストレージ「HyperSTOR Flex」を採用し、安定稼働が開始されたことを発表しました。

■ 背景

近年、科学技術研究分野では観測データの解析処理が進み、その結果データサイズは膨大な量に膨れ上がっています。そのため国内研究機関/大学におけるHPC導入においては、共同利用ユーザーの利便性も考慮したHPC高速化と効率化のために大規模データ解析に最適化された計算機システムの導入とデータ保全を考慮した大容量高速ストレージの導入が急速に進んでいます。

■ 導入システム概要

パラレルファイルシステムIBM Spectrum Scale(GPFS)と高信頼性のヘリウム充填型NL_SAS12TB HDDによるERASURE CODE型RAID N+Mアーキテクチャを採用した磁気ディスク装置HyperSTOR Flexにより高信頼性ストレージシステムを構築します。

■ HyperSTOR Flexについて

本事例で採用されたHPCストレージHyperSTOR Flexは、HPC/HPDA/MEDIA(4K&8K)等のI/Oインテンシブなストレージアプリケーションに高効率かつ柔軟に対応する革新の次世代ビッグデータストレージシステムです。各種のI/O特性/接続性に柔軟に対応、かつ最適化できるだけではなく、スループット/キャパシティレベルにおいてスケーラブルで柔軟な構成が可能です。

コアとなる革新的RAID技術RAID FLEX(ERASURE CODE型RAID N+M)は、超高性能RAIDアルゴリズム計算(RAID6レベルで25GB/s以上/CPUコア)を可能にしているだけではなく、従来方式のRAID5/6では限界だったRAID再構成速度の超高速化やRAIDデグレード時の性能継続化を可能にしました。また3パリティ以上の高度なデータプロテクションを性能劣化なしで提供することが可能です。さらに、コンバージェンス技術により、標準実装のローカルファイルシステムに加えてLUSTRE/GPFS/BeeGFS/Gfarm等の分散システム/クラスタファイルシステムやストレージインテンシブアプリケーションのインテグレーションが可能です。
Webサイト:https://www.cmsinc.co.jp/products/hyperstorflex.html

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